哲学– tag –
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ラテン語格言
Ducunt volentem fata, nolentem trahunt.
語彙と文法 「ドゥークント・ウォレンテム・ファータ・ノーレンテム・トラフント」と読みます。 dūcunt は「導く」という意味の第3変化動詞 dūcō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称複数です。 volentemは不規則動詞volō,velle(望む)の現在分詞、男性・... -
ラテン語格言
Philosophia bonum consilium est.
「ピロソピア・ボヌム・コンシリウム・エスト」と読みます。 Philosophiaはphilosophia,-ae f.(哲学)の単数・主格で、文の主語です。 bonumは第1・第2変化形容詞bonus,-a,-um(よい)の中性・単数・主格です。consiliumにかかります。 consiliumはconsil... -
ラテン語格言
Facere docet philosophia, non dicere.
セネカ 語彙と文法 「ファケレ・ドケト・ピロソピア・ノーン・ディーケレ」と読みます。facereは第3B変化動詞faciō,-ere(行う)の不定法・能動態・現在です。docetは第2変化動詞 doceō,-ēre(教える)の直説法・能動態・現在、3人称単数です。主語はphilo... -
ラテン語格言
Cultura animi philosophia est.
Cicero 語彙と文法 「クルトゥーラ・アニミー・ピロソピア・エスト」と読みます。cultūraは「耕作、耕すこと」を意味する第1変化名詞cultūra,-ae f.の単数・主格です。この文の主語とみなします。animī は「精神」を意味する第2変化名詞 animus,-ī m. の単... -
ラテン語格言
Fit via vi; et hanc tibi viam dabit philosophia.
「フィト・ウィア・ウィー・エト・ハンク・ティビ・ウィアム・ダビト・ピロソピア」と読みます。 この文はセネカの言葉ですが、はじめのFit via vi.はウェルギリウスの表現です(文法の説明はリンク先をご覧下さい)。セネカはこの言葉を引用し、et hanc以... -
ラテン語格言
Philosophiae servias oportet, ut tibi contingat vera libertas.
セネカ 語彙と文法 「ピロソピアエ・セルウィアース・オポルテト・ウト・ティビ・コンティンガト・ウェーラ・リーベルタース」と読みます。philosophiaeは「哲学」を意味する第1変化名詞 philosophia,-ae f. の単数・与格です。serviāsは「<与格>に仕え... -
ラテン語入門のエッセイ
髭は哲学者をつくらない
一見ユーモラスな表現ですが、いわんとすることは鋭いです。見かけ倒しを戒める警句です。「わたしは髭とマントを見るが哲学者は目にしない」(Videō barbam et pallium, philosophum nōn videō.)というゲッリウスの表現や、「頭巾は僧を作らず」(Cucull... -
西洋古典
哲学とは精神を耕すこと:キケロー
Cultura animi philosophia est. 哲学とは精神を耕すこと キケローの『トゥスクルム荘対談集』2.13 に見られる言葉です。 文頭の Cultura は英語の culture の語源です。cultus は「耕す」という意味の動詞 colo からできた名詞で、「耕作、耕すこと」が原... -
ラテン語格言
Philosophia sapientiae amor est et adfectatio.
「ピロソピア・サピエンティアエ・アモル・エスト・エト・アドフェクターティオー」と読みます。 philosophia は「哲学」を意味する第一変化女性名詞です。 sapientiae は「知、智恵」を意味する第一変化女性名詞 sapientia の単数・属格です。 amor は「...
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