老年について– tag –
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Corpora exercitationum defatigatione ingravescunt, animi autem exercendo levantur.
「コルポラ・エクセルキターティオーヌム・デーファティーガーティオーネ・イングラウェスクント・アニミー・アウテム・エクセルケンドー・レウァントゥル」と読みます。 corpora は「肉体」を意味する第3変化名詞corpus,-poris n.の複数・主格です。 exer... -
Breve tempus aetatis satis longum est ad bene honesteque vivendum.
「ブレウェ・テンプス・アエターティス・サティス・ロングム・エスト・アド・ベネ・ホネステークゥェ・ウィーウェンドゥム」と読みます。 breve は「短い」を意味する第3変化形容詞 brevis,-e の中性・単数・主格です。 tempus は「時」を意味する第3変化... -
人生を生きるということ:キケロー、ウェルギリウス、ホラーティウス
Conscientia bene actae vitae jucundissima est. 立派に生きた人生の自覚はもっともすばらしいものだ。 これは、キケローの『老年について』(De senectute)に見られる言葉です。 平たく言えば、死ぬときに、自らの人生を振り返り、「ああいい人生だっ... -
「死はなにものでもない」─キケロー『老年について』(66節)
キケローは『老年について』(De Senectute)の中でカトー(老人の鑑として登場)に次のように語らせています。(66節) Avaritia vero senilis quid sibi velit, non intellego; 老人の貪欲さが何を自らに求めているか、私は理解できない。 potest enim q... -
「人生を演じきる」
キケローは『老年について』の中で人生を劇に例え、ある場面の役者は自分の役を演じきったら、劇の最後まで残っていてはいけないといいます。 この世に於ける自分の役はなになのか? 何を演じきることが自分の務めなのか。 日頃なかなか立ち止まって考える... -
「人は与えられた時間に満足すべし」
キケローの『老年について』の中に、以下の表現があります。「人は与えられた時間(寿命)に満足すべし」とという内容です。 69. Quamquam, O di boni! とはいえ、おお、立派な神々よ、 quid est in hominis natura diu? 人間の本性の中において何が長くあ... -
「老年は気むずかしいか」
キケローは『老年について』の中で、老人が気むずかしいという意見について反対意見を述べています。 65節. At sunt morosi et anxii et iracundi et difficiles senes. Si quaerimus, etiam avari; sed haec morum vitia sunt, non senectutis. だが老人... -
「次の世代に役立つようにと木を植える」
キケローは『老年について』(De Senectute)の中でサビーニー地方の農夫を引き合いに出し、 「この人たちは、自分にはまったく関係のないことが分かっていることにせっせと励んでいる」(idem in eis elaborant quae sciunt nihil ad se omnino pertinere... -
Vitam adulescentibus vis aufert, senibus maturitas.
「ウィータム・アドゥレスケンティブス・ウィース・アウフェルト・セーニブス・マートゥーリタース」と読みます。 vitam は「命、人生」を意味する第一変化名詞 vita の単数・対格です。 adulescentibus は「青年」を意味する第三変化名詞 adulescens の複... -
Serit arbores, quae alteri saeclo prosint.
「セリト・アルボレース・クァエ・アルテリー・サエクロー・プローシント」と読みます。 serit は「植える」を意味する第3変化動詞 serō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。 arborēs は「木、樹木」を意味する第3変化名詞 arbor,-boris m. の複...
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