『農耕詩』– tag –
-
訳と解説
ウェルギリウス『農耕詩』第3巻エピローグより
ウェルギリウス『農耕詩』第3巻エピローグ:「ノーリクムの疫病」より 478-481 Hīc quondam morbō caelī miseranda coorta est tempestās tōtōque autumnī incanduit aestū et genus omne necī pecudum dedit, omne ferārum, corrūpitque lacūs, infēcit p... -
ラテン語格言
Ante Jovem nulli subigebant arva coloni.
語彙と文法 「アンテ・ヨウェム・ヌッリー・スビゲーバント・アルウァ・コローニー」と読みます。anteは「~前に」を意味する対格支配の前置詞です。JovemはJuppiter,Jovis m.(ユッピテル)の単数・対格です。Juppiterは第3変化名詞ですが、不規則な変化... -
ラテン語格言
Pater ipse colendi haud facilem esse viam voluit.
「パテル・イプセ・コレンディー・ハウド・ファキレム・エッセ・ウィアム・ウォルイト」と読みます。 pater は「父」を意味する第3変化名詞pater,-tris m.の単数・主格です。この言葉は原文では神々の父ユッピテル(ギリシャ神話のゼウスに相当)を意味し... -
西洋古典
「すべての土地がすべてを生むだろう」(ウェルギリウス『牧歌』第4歌訳)
ウェルギリウスの『牧歌』とは、田園世界の美しさや恋、歌を主題とした詩10篇(各々100行前後の短い詩)を集めた詩集です。詩人が30歳前後の頃の作品であるといわれています。次にご紹介する第4歌は、典型的な牧歌と言うには、やや社会的、政治的...
1