格言– tag –
-
Ebrietas mores aufert tibi, res et honores.
「エーブリエタース・モーレース・アウフェルト・ティビ・レース・エト・ホノーレース」と読みます。 ēbrietās は「酩酊」を意味する第3変化名詞ēbrietās,-ātis f.の単数・主格です。 mōrēs は「節度」を意味する第3変化名詞mōs,mōris m. の複数・対格です... -
もたず、求めず、気をもまず
Nec habeo nec careo nec curo. もたず、求めず、気をもまず 英国の詩人の座右の銘として知られますが、 三つの否定文による格言としては、日本語にも「見ざる、聞かざる、言わざる」などがあります。日本語同様、このラテン文も語調がよいです。必要以上... -
髭は哲学者をつくらない
一見ユーモラスな表現ですが、いわんとすることは鋭いです。見かけ倒しを戒める警句です。「わたしは髭とマントを見るが哲学者は目にしない」(Videō barbam et pallium, philosophum nōn videō.)というゲッリウスの表現や、「頭巾は僧を作らず」(Cucull... -
Sibi imperare est imperiorum maximum.
「シビ・インペラーレ・エスト・インペリオールム・マクシムム」と読みます。 sibi は再帰代名詞三人称・与格です。「自分自身に」となり、この文の場合、imperare(支配すること)の目的となります。 imperare は「支配する」を意味する第一変化動詞 impe... -
Omnia tempus habent. すべてには時がある
英語で言うSVOの構文になっています。Omnia が主語、tempus が目的語、habent が動詞です。Omnia は複数、tempus は単数です。動詞 habent の形から、主語が複数形だとわかります。それで Omnia が主語とわかります。 tempus はどうして対格なのでしょう? ...
1