オデュッセイア– tag –
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西洋古典
オデュッセウスの冥界行
オデュッセウスは、トロイア戦争を終え、故郷に帰る途中、アルキノオスの国に漂着します(アルキノオスの娘がナウシカア)。彼は王に促されるまま、それまでのいきさつを語りますが、そのエピソードの一つに、冥界をおとずれる話があります(第11歌)。 ウ... -
西洋古典
オデュッセウスとナウシカア
以下は、パイエケス人の国に流れ着いたオデュッセウスと、彼に救いの手を差し出すナウシカア(=ナウシカ。パイエケス人の国の王女)の出会いの場面です。 余談ですが、バーナード・エヴスリンの『ギリシア神話小事典』(小林稔訳、教養文庫)のナウシカの... -
西洋古典
望郷の思い
ホメロスの作とされる『オデュッセイア』は、トロイア戦争終結後、ギリシアの英雄オデュッセウスが故郷イタケへ帰還するエピソードを軸に展開します。第1巻冒頭は次のように始まります。 ムーサよ、わたくしにかの男の物語をして下され、トロイエ(トロイ...
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