キケロー– tag –
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ラテン語格言
Justitia sine prudentia multum poterit; sine justitia nihil valebit prudentia.
「ユスティティア・シネ・プルーデンティアー・ムルトゥム・ポテリト・シネ・ユスティティアー・ニヒル・ウァレービト・プルーデンティア」と読みます。Justitiaは「正義」を意味する第1変化名詞 justitia,-ae f.の単数・主格です。sineは「<奪格>なしに... -
ラテン語格言
Jucunda memoria est praeteritorum malorum.
「ユークンダ・メモリア・エスト・プラエテリトールム・マロールム」と読みます。jūcunda は「楽しい」を意味する第1・第2変化形容詞 jūcundus, -a, -um の女性・単数・主格です。memoria は「思い出」を意味する第1変化名詞memoria,-ae f.の単数・主格で... -
西洋古典
人生を演じきる:キケロー『老年について』
キケローは人生を劇に例え、ある場面の役者は自分の役を演じきったら、劇の最後まで残っていてはいけないといいます。この世に於ける自分の役はなになのか?何を演じきることが自分の務めなのか。日頃なかなか立ち止まって考える余裕はありませんが、折を... -
西洋古典
老人は気難しいか:キケロー『老年について』
キケローは『老年について』の中で、老人が気むずかしいという意見について、次のように反論しています。下の引用文の最後に出てくる『兄弟』とはテレンティウスの喜劇作品のことです(西洋古典叢書から私の訳が出ています)。この作品では温厚な老人と気... -
西洋古典
時間は永遠のある部分である:キケロー『想案論』
Tempus est quaedam pars aeternitatis. キケローの言葉です。「時間(tempus)は、永遠の(aeternitatis)ある(quaedam)部分(pars)である。」という意味です。 aeternitas の単数・属格が aeternitatis となります。 自分の生きている時代は、永遠の...