キケロー– tag –
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西洋古典
老人は気難しいか:キケロー『老年について』
キケローは『老年について』の中で、老人が気むずかしいという意見について、次のように反論しています。下の引用文の最後に出てくる『兄弟』とはテレンティウスの喜劇作品のことです(西洋古典叢書から私の訳が出ています)。この作品では温厚な老人と気... -
西洋古典
時間は永遠のある部分である:キケロー『想案論』
Tempus est quaedam pars aeternitatis. キケローの言葉です。「時間(tempus)は、永遠の(aeternitatis)ある(quaedam)部分(pars)である。」という意味です。 aeternitas の単数・属格が aeternitatis となります。 自分の生きている時代は、永遠の... -
ラテン語入門のエッセイ
videre est credere. 見ることは信じること(再)
videre est credere. 見ることは信じること 表題のバリエーションとして、Vide et crede. (見よ、そして信じよ)というのもあります。日本語に「百聞は一見にしかず」ということわざがありますが、ラテン語にも似た言い回しが見つかります。 pluris est o...