授業メモ

2017-01-30 授業メモ

これまでのふりかえり

西洋古典文化とは
現代に生きる西洋古典文化(1) ヨーロッパの現代文化に見られる西洋古典文化の影響について考える。
現代に生きる西洋古典文化(2) 英語表現に見られる西洋古典文化の影響について紹介する。
現代に生きる西洋古典文化(3) 日本語の外来語に見られる西洋古典文化の影響について紹介する。
現代に生きる西洋古典文化(4) 漢文の四字熟語と西洋古典文化の格言を比較し、類似点と相違点について考える。
ギリシャ文学(1) ホメロスの作品に見られる名言名句について紹介する。
ギリシャ文学(2) ヘシオドスの作品に見られる名言名句について紹介する。
ローマ文学(1) ウェルギリウスの作品に見られる名言名句について紹介する。
ローマ文学(2) ホラーティウスの作品に見られる名言名句について紹介する。
現代に生きるローマ人の言葉(1) 生きる希望を与えるローマ人の言葉を紹介する。
現代に生きるローマ人の言葉(2) 行動を後押しするローマ人の言葉を紹介する。
現代に生きるローマ人の言葉(3) 愛する心に響くローマ人の言葉を紹介する。
現代に生きるローマ人の言葉(4) 人生に潤いを与えるローマ人の言葉を紹介する。
ラテン語と英語 日本人がラテン語を学ぶ意義について述べる。

補足

"Imagination is more important than knowledge." - Albert Einstein
"The important thing is not to stop questioning. Curiosity has its own reason for existing. One cannot help but be in awe when he contemplates the mysteries of eternity, of life, of the marvelous structure of reality. It is enough if one tries merely to comprehend a little of this mystery every day. Never lose a holy curiosity. Try not to become a man of success but rather try to become a man of value. He is considered successful in our day who gets more out of life than he puts in. But a man of value will give more than he receives." ~ Albert Einstein ~

<関連>

追記その1

エッセイは自分の内面を外に出す(exigere)試み。よいexpressionを目指すにはよいimpressionが大切。positiveなimpressionを元にするのが文を書くスタート。この言葉は自分のためにあると思える言葉との出会いが必ずある(あった)。題材を選ぶには自分の「内面の声」(inner voice)と「直感」(intuition)に従うこと。ランキングを頼りにして選択する道はジョブズの批判する「他人の意見のノイズで心の声をかき消す」道。彼は「心と直感に従う勇気を持て」と言う(Have the courage to follow your heart and intuition.)。「それらは(your heart and intuition)どういうわけかあなたが本当になりたいものをすでに知っている」(They somehow already know what you truly want to become.)とも。授業で話した「ゲニウス(genius)」につながる考えを想起されたし。彼はCarpe diem.(この日を摘み取れ)的メッセージを残してもいる。今日が最後の一日と思うこと。だから「他人の人生を生きることでそれを無駄にするな」(don't waste it living someone else's life.)と言う。「今日が最後の一日である」。そう自分を追い込んだとき、これだけは言っておきたいという考えの道筋が浮かんでくる(はず)。

追記その2

エッセイは論文ではない。文の構成に関して起承転結を意識すると書きやすい。「追記その1」は「起」に関してのヒント。「承」で終わってしまったり、「転」が横道にそれすぎてしまったりせず、自分印を刻んだ「結」をなるほどと思わせる形で最後に用意する。上にリンクを張った「聖なる好奇心」は「起」と「承」に当たると言える。これだけで終わると物足りない。(もともとは別の目的で書いたものだが)、ここで「才能と好奇心」を「転」として用いることを考えてみる。
「アインシュタインの言うa man of successは評価されるゴム一本に絞り、他のゴムは切り捨てるだろう。curiosityはゴムの数だけ大きいと言える。」といった形で。最後に「起」を意識しつつ「結」を述べる。

試験でまずいのは「起」の部分で事実と異なる情報を書くケース。「授業では斯く斯く云々語られた」と言う段階でミスを犯しているようではその先を読みたくなくなる。何かを調べて書いています(字数を稼いでいます)というのが露骨に感じられる「起」と「承」も評価は低くなる。一方、「転」が鮮やかに決まると高得点がかせぎやすい。「転」は私が授業で語っていない話の展開が期待される部分。あとは着地が問題なく決まれば80点以上は確実。

オリジナルな文章を書くには時間がかかる。自分は「書き手」としてもやもやしたものをいったん外に出す(exigere)。次に「読み手」となり気になる箇所にチェックを入れ、さらに文を整える。一人二役になって納得のゆくまで「推敲」を繰り返す。エッセイを書くことで自分の「心と直感に従う」道が照らされる。アインシュタインの言う a man of valueの道と言えるかも知れない。

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