授業メモ

2017-11-26 授業メモ

ふりかえり:人はなぜ学ぶのか

「人間は生まれながらにして知ることを欲している」(アリストテレス『形而上学』)。
フランシス・ベーコン(1561-1626)の”Scientia est potentia”(知は力なり)をめぐって。
>>「知識と科学」
モノを生む(generate)知識と生まない知識(ギリシア哲学)の対比。
「虚学と実学」の対比(二つの言葉の定義は曖昧)。
(参考)「学ぶ姿勢から見た実学と虚学 保阪正康著『実学と虚学』から学びました
福澤諭吉による虚学と実学の区別。役に立つか、立たないか。飾りとしての学びと人生の価値を高める学び(保阪氏)。
Carmina non dant panem.(歌はパンを与えない)
→A or B / A and B
学びの社会性。「学びは己のためならず」
(1) Est res pubulica res populi.
(2) duas tantum res anxius optat, / panem et curcenses.
国にとって教育の持つ意味。
(1)の原則に立つとき、populusはphilosophusであることが求められる。そのための教育が用意されるべき(「義務教育」の根拠。義務教育とは教育を受ける義務でなく受けさせる義務のこと)。
philosophusを育てる教育がうまくいかないと、学び手はipse dixit.と口にし、社会は(2)の状況に陥る。意図的に(2)に誘導することを「愚民化教育」と呼ぶ。その結果、(1)res publicaは res privataに変質する。

本日のテーマ:人はなぜ働くのか

西洋文化に於ける労働観について。ヘーシオドス(紀元前700年頃)とウェルギリウス(BC70-19)をめぐって。
>>「人はなぜ働くのか」(ヘーシオドス)

「五時代の説話」→「黄金時代がやってくる」(『牧歌』4)
「パンドラの壺」→「人間にとって技術とは何か」(『農耕詩』1)

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